黒柿の飾り棚できてますよ

数年前に手に入れた黒柿の材が乾いたので飾り棚をつくりました。

黒柿材は割れ・ヒビ・虫食いがある物も多く、幅のある板を取るのが難しい場合がほとんどです。
少ない材の中からデザインを考えて、どこの木目をどう使うか悩んで選んでやっとこさ2台出来たという感じです。
創業者の現会長と一緒に考えて作りまして、ワイワイやりながらの楽しい時間でした。
長年の経験を伝授してもらいつつ、今までやらなかったデザインを二人で考えたりもしてメッチャ勉強になります。あざーすっ!!!

選んだ板はバランス良く黒が出ていて場所によっては孔雀杢(くじゃくもく)と呼ばれる、孔雀の羽根のようにまだら状に黒が出ているものも使いました。キレイ!




寸法は幅880ミリ(末広がりの八!) 高さ約1100ミリ 奥行き約350ミリ
見えにくい箱の中の底部分、裏板にもきちんとした材を使います。
飾り棚に限らず、食器棚、下駄箱、デスクなどなど、ベニヤ板はいっさい使わないのが鳳山堂です。ご来店の際は戸やひきだしを開けてみてください。
もう1台。
こちらは幅880ミリ 高さ約850ミリ 奥行き約350ミリ
違い棚風にして白と黒の模様をバランスを考えて配置しました。
こちらは小ぶりなものを飾るイメージで作ってます。
こういった木が以前に比べホントに減ってきてます。
あんまり下手なことできない材料で悩みも多くなりますが、いいモノを作ろうというモチベーションにもなりますね!
ほんと楽しかった!!!
あとはこれを気に入ってくださる方がいつ現れるか!?
これもまた製作後の楽しみの一つです!
一貫田でした。
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